ダイエットの歴史とファスティング
HUFFINGTON POSTを見ていたら
あやしい記事を見つけて読んでみた。やっぱりこーいうのは英語初心者には向かない。
↓これ。
"The Fasting And The Furious"という同名の映画にちなんでタイトルをつけていて、
宗教的用語もでてくるこの記事だけど、書いているのはアメリカの健康系の大学の先生である。
今もあたかに新しく出たように言われている食に関しての説、”過剰な糖質は悪”。
これはヒポクラテスの文献にも記載があり、Dietary Guidelines for Americansという食事についてのガイドラインにも40年前から掲載されている。
確か炭水化物ダイエットというのもあった。
これも糖質制限の一連の流れ。
一時期アメリカで流行ったパレオダイエット。これは旧石器時代のダイエットと言われていて、石器時代の人のように加工物を食べず、食肉野菜ナッツなどを食べる。なかなか獲物が捕まらない時は絶食(ファスティング)となるし、野菜やナッツもまるのまま食べるのでビタミンやミネラルも十分補える。
このようにファスティングはなんら目新しいことはないと指摘している。
加えて、ファスティングの要点は血糖値や脂質の大幅な改善だが、
絶食すれば下がるのは当たり前、としている。
肌がきれいになったり集中力が増すのは、他の代謝疾患の改善時にも認められるが、
はたしてこれがファスティング独特のものなのかそうでないのかは、未だに言及されていない。
歴史を紐解いていくと、ダイエットには時代で流行があり、
次から次へとまた新しい流行が生み出されているのがわかるだろう。
彼は最後にこう締めくくっている。
ファスティングは魔法のように素敵な方法だけど、終了後にどか食いしたり偏った食生活をしていては意味がない。
普段の食事で多様な食物を摂取し、過剰に食べ過ぎないようにすることが大事だ。
とまあ、当たり前の結論に達したのである。