プラスチック・キャタピラー
最近、ニュースを読み始めたせいか、変な自然現象に目がいくようになった。
死んだクジラが大きな風船になってやってきたとか、
温和そうなペンギンがメスを巡って壮絶なファイトを繰り返す、とか、、、
その一つが、これ。
キャタピラーとは芋虫のこと。
スーパーの袋や食品の包材に使用されているポリエチレンであるが、
これは炭素と水素からできていて、環境ホルモンを出さずに焼却できるプラスチック。
しかし焼却は二酸化炭素を出すわけで、そういう意味ではこの芋虫も環境保護に一役買っている。
もしこの芋虫をゴミに入れて虫に食べさせたら、環境問題が減るわけだ。
この芋虫の中にある特殊な分子が、分解を助けていると言われている。
虫から作られたものが生体にもすでに活用されていて、
主なものはカイコ(silkworm)だ。
カイコから作られたシルクは手術材料として以前から使用されている。
また、今後も活用される可能性がある。
個人的に虫は苦手だが、このように書かれると、一瞬(だけ)可愛く思えてしまいますね。。。