ワセリンを塗り続けるとアトピーが予防できる
外科医にはあまり馴染みのない、赤ちゃんのお話。
ワセリンは皮膚が乾燥した時の対処役として、それから靴擦れや衣類と皮膚の摩擦予防に使われています。
アトピーハイリスクの子供に生後6ヶ月までワセリンを塗り続けると、
アトピーの予防効果があることが実証↓
アトピーはアメリカの子供の約10パーセントの子供が罹患している病気で、
年間38億ドルの医療費がかかっているとのこと。
日本でも同じく1割くらいと言われていて、わずかではあるが徐々に増えているらしい。
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10905100-Kenkoukyoku-Ganshippeitaisakuka/0000111693.pdf
赤ちゃんにベタベタのワセリンを塗るなんて、、、という方もおられるでしょうが、
ご兄弟や家族にアトピーの患者さんがいる場合は、ぜひトライしてみて欲しいです。
ちなみに、全くリスクがない人はやっても何も変わらない( ´∀`)
*なお、ワセリンは体温上昇時にはかゆみの原因になったりすることもあり、
ベタつきも気になる(それはつけすぎなのだと私は思いますが。。。ワセリンの皮膚への吸収はかなり早いです)人は二番手のひまわりオイルを使うといいかもしれません。
私はひまわりオイル使ったことないですが、二番目にコスパがいいそうです。