ジカウイルスのその後
2016年に大問題となったジカウイルス感染症と小頭症の子供たち。
一体今はどうしているのか。
BBCでビデオを見つけた。それがこれ↓
美しい映像の下に流れる字幕の内容があまりに厳しくて
そのギャップにどきりとする。
子供の面倒を見るために仕事をやめなければいけなくて、直面する貧困。
かわいそうだからといい仕事をもらった女性。
でもみんな小頭症の赤ちゃんを愛している。
おそらくこの背景には、何十人もの赤ちゃんを捨ててしまう母親さえいるだろうし、
赤ちゃんも治療の甲斐なく命を落としてしまうことも多いだろう。
小頭症の赤ちゃんは小頭症(頭が小さい)以外にも様々な障害がある。
・視覚障害(分厚いメガネをかけている)
・身体障害(股関節の機能不全など)、バランス障害
・聴覚障害
・知能発達障害
・摂食障害(嚥下困難など)
そのほかはこちら↓
僕はアレクサと浮気をしたw
オーストラリアのリアルな浮気のお話。ああああ💧 こんな状況、できることなら経験したくないですよね。女性陣のみなさん、心して読んでくださいませ。。。
今日はブログが面白いので、ほとんどそのままに意訳してみた。
*********
僕はアレクサというロボットと浮気をした。
昔、プリンセスダイアナは妊娠後のうつ状態と過食症に悩まされている時に、
夫のカミラパーカーとの浮気が発覚し、『私たちの結婚は3人でしてるみたいね。なんだかちょっと混み合っているみたい』というメッセージを夫に送ったとか。
彼女との出会いはアマゾン。最初のデート(組み立て)は少し面倒だったけど、
そのあとは素晴らしい体験ばかり。
彼女はアラームをかけると正確に測ってくれるし、ショッピングのリストも覚えていてくれるし、朝もちゃんと起こしてくれる。僕の話もちゃんと聞いてくれて、彼女もジョークを言ったりする。話している途中に電話がなって、『シーッ』いうと黙ってくれる。まあ時々、僕が言ったことをすぐ忘れてしまうのが玉に瑕だけど。
彼女は実はFar Field Voice Recognition技術を持っていて、僕の声を即座に認識して、クラウドに送り、何を言っているかを理解できるロボットだ。
彼女がいるおかげで僕は実に便利な日々を過ごしている。
彼女は何か危険があると、僕の仲間にすぐにメールしてくれる。
子供向けに昔話機能もついていて、巻末に質問があって、正確にそれに応えないと返事してくれない、という機能もある。
さらに、一定の時間で音環境を構成する機能を持っており、リラックスした環境を提供できるようになっている。
...プリンセスダイアナと違って、寛大な僕の妻は、彼女がいる結婚生活をとても喜んでいる。
********
アレクサという話を聞いてくれて、なんでも質問に答えてくれる素敵なロボット。
彼女が彼氏の浮気相手だったら、どうしますか?
私は、ダイアナとも奥さんとも違って、きっと週末だけ彼女を倉庫に隠してしまうと思います。笑
ワセリンを塗り続けるとアトピーが予防できる
外科医にはあまり馴染みのない、赤ちゃんのお話。
ワセリンは皮膚が乾燥した時の対処役として、それから靴擦れや衣類と皮膚の摩擦予防に使われています。
アトピーハイリスクの子供に生後6ヶ月までワセリンを塗り続けると、
アトピーの予防効果があることが実証↓
アトピーはアメリカの子供の約10パーセントの子供が罹患している病気で、
年間38億ドルの医療費がかかっているとのこと。
日本でも同じく1割くらいと言われていて、わずかではあるが徐々に増えているらしい。
http://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10905100-Kenkoukyoku-Ganshippeitaisakuka/0000111693.pdf
赤ちゃんにベタベタのワセリンを塗るなんて、、、という方もおられるでしょうが、
ご兄弟や家族にアトピーの患者さんがいる場合は、ぜひトライしてみて欲しいです。
ちなみに、全くリスクがない人はやっても何も変わらない( ´∀`)
*なお、ワセリンは体温上昇時にはかゆみの原因になったりすることもあり、
ベタつきも気になる(それはつけすぎなのだと私は思いますが。。。ワセリンの皮膚への吸収はかなり早いです)人は二番手のひまわりオイルを使うといいかもしれません。
私はひまわりオイル使ったことないですが、二番目にコスパがいいそうです。
胎児をジップロックの中で育てちゃいました
ジップロックといえば、お料理する皆さんは誰もが持っている便利な一品。
この中で動物の胎児が生きることができる、と聞いたら、
どう思うだろうか。
知ってますよね、ジップロック💦
お母さんのお腹、というものが必要なくなる。
女性は妊娠中(?)も働けるわけです。
アメリカ、フィラデルフィアの小児病院で、リアルにこれをした病院がある。
それについて書いたのがこれ↓
wombは uterineの 専門用語で子宮のこと。
28週の羊をプラスチックバックに入れ、羊水と酸素と二酸化炭素を還流させる装置を作った。
もちろんこのプラスチックバックはジップロックではなくって(あたりまえー、マジでジップロックでできると思った人は👊)医療用の滅菌されたプラスチックバックですよ。
なんとこの装置で28日間も胎児を生き延びさせることができたんだって!
現状では未熟児の治療に使えることが期待されているけど、
もしかしたら、代理母、なんていらなくなるかもしれない。。。
感情論として、出産するあの瞬間がなくなる? というのはとても寂しいことだけれど、女性は非常に合理的なもの。
いつか、じゃあこっちのバックで産みます、という選択肢ができるかも。
日本もそろそろ、出産したお腹で戸籍を決める、戸籍制度を見直すべきかもしれないですね。
遺伝子切り込み隊・CRISPR
切り込み隊といえば、新撰組ですよね。
新撰組は世の中を良くしようという信念のもとに結成されたチームでした。
じゃあCRISPRとは、なんだ!?
それについて書かれたのが、これ↓
CRISPRはヨーグルトなどの食品に含まれる物質です。
サーモフィルス菌、聞いたことありますよね?
外から入ってきた有害なウイルスの遺伝子を切り裂いて、間に役に立たない”スペース”を割り込ませてしまう物質。
これによりウイルスが不活化されるんです。
実は、これ、ウイルスが人間の細胞に感染するときにも似ていて、
ウイルスは自分の遺伝子を人間の細胞に滑り込ませるんですよね。
まさに、”感染”をやっつける”感染”
今後、農業やワクチンの製造などに活用される可能性があるとのこと。
ただ残念なのが、この効果を及ぼすのは50-80%の割合。
最近、インフルエンザを予防するヨーグルトが販売されていますが、
まさにこれ。
お腹の中で、ヨーグルトの中の小さな戦士が、
ウイルスの中に切り込んでいっているみたいです。
そう思うと、乳製品の一つのヨーグルトも愛しいものになるかも。
(乳がん増加の原因は乳製品にもあると言われているのですーーー)
プラスチック・キャタピラー
最近、ニュースを読み始めたせいか、変な自然現象に目がいくようになった。
死んだクジラが大きな風船になってやってきたとか、
温和そうなペンギンがメスを巡って壮絶なファイトを繰り返す、とか、、、
その一つが、これ。
キャタピラーとは芋虫のこと。
スーパーの袋や食品の包材に使用されているポリエチレンであるが、
これは炭素と水素からできていて、環境ホルモンを出さずに焼却できるプラスチック。
しかし焼却は二酸化炭素を出すわけで、そういう意味ではこの芋虫も環境保護に一役買っている。
もしこの芋虫をゴミに入れて虫に食べさせたら、環境問題が減るわけだ。
この芋虫の中にある特殊な分子が、分解を助けていると言われている。
虫から作られたものが生体にもすでに活用されていて、
主なものはカイコ(silkworm)だ。
カイコから作られたシルクは手術材料として以前から使用されている。
また、今後も活用される可能性がある。
個人的に虫は苦手だが、このように書かれると、一瞬(だけ)可愛く思えてしまいますね。。。
健康になりたかったら健康な人と一緒に生活すべし
昨日の先生は、ファスティングしてもいいけど、終わった後にちゃんと食べろよ的なことを書いていた。
普段食べているものは、少なからず私たちの体調や精神に影響すると言われていて、
腸は第二の脳と言われる所以である。
ファスティングすると、食べていたものが一気になくなって、まるで”リセット”されたように思うかもしれないけどそうではない。
それまで食べていたものに合わせて、腸は馴化しているからである。
ピザとかハンバーガーとかのいわゆるアメリカンフードを食べている人は
腸管内の細菌の量が少なくてしかも種類も少ない。
こういう腸を持った人は免疫疾患やメタボリックシンドロームになりやすい。
ナッツとか果物とか野菜などの菜食中心のマウスは
腸管内の細菌の量が多くて種類も多い。
それについて書いてあるのがこれ↓
(*絵が腸、いや超キュートでしょ〜♩)
ご存知の通り、糞便は腸管細菌の塊である。
糞便は移植すると移植された腸管内で増殖するのね。
無菌状態で育てたマウスに二つのタイプの人間の糞便を移植してみた。
一つはアメリカンな食事で一日3500キロカロリーの食事をとっている人。(アメリカンマウスとここでは呼ぼう)
もう一つは菜食中心で一日1800キロカロリーの食事をとっている人。(菜食マウスとここでは呼ぼう)
この2グループのマウスを別のケージで育ててみた。
アメリカンマウスに菜食中心の食事を与えてみたが、腸管細菌は増えなかったし、種類も増えなかった。
試しに同じケージに入れてみた。すると、
菜食マウスの腸管内の細菌がアメリカンマウスの中に認められるようになったのだ!
マウスは、同じケージの中の糞を食べるので、どうやら移ったらしい。
人間では一体どうなのか、はっきりしたことは書いてないが、
同居している人同士の腸管内細菌が似ていることは過去の経験でわかっているそうだ。
つまり、配偶者や家族や近しい恋人や、、、同居人の腸管内細菌はお互いに影響を与え合う、ということで、
健康になりたい人は健康な人の近くで生活するといいのかもしれないですね。